情熱を無償と洗脳教育されるGKコーチの行く末 〜だから貧乏である〜
私が19歳でGKコーチを始めた頃はとにかくGKコーチがしたいという一心だった。
どんな時間もそのことだけを考え、どうすればコーチングが伸ばせるのか・・・
と、大学を中退する前・した後も私は毎日必死で考えた。
GKコーチングを伸ばしたいという想いを叶えてくださった様々な方々には感謝をしている。
いろんなところに出向き、いろんなゴールキーパーと関わった。
そして福岡県サッカー協会のGKプロジェクトの立ち上げをも行った。
ゴールキーパーコーチとして精力的に活動した。
その自信だけはある。誰にも負けないほど。
だが、大学を中退して半年ほどたったとき。ふと気づいたのだ。
私は貧乏だと。
情熱と指導料は比例しなかったのだ。
GKコーチの序列
情熱を燃やすのは当然のことで、私自身も情熱は沸騰するほどだ。
おそらくGKコーチが増えない原因はここにある。
このひたむきな情熱を違う方向に向けさせている何かがあるのだ。
ヨーロッパでは監督・コーチ・GKコーチは横並びだ。
本来はそうあるべきである。
しかし、日本では上下関係が大きい。
なぜか序列がある。GKコーチが一番下にいることが多い。
それは私の気のせいだろうか?
情熱は無償ではない
情熱でプレーしてきたGKコーチが後進の指導のために汗をかく。
素晴らしい光景であり、長く続けてほしいと私は思う。
それと同時に、それが当たり前としてGKコーチの情熱を【無償】と、洗脳教育してGKコーチが使われている現状がある。
これは現実に起こっている。
私はそのような現実に負けず、GKコーチの情熱をいつまでも大事にしてほしいと思っている。
【貧乏】だと気づいた情熱GKコーチ
私自身もそうだった。
情熱だけでGKコーチを続ける日々。
とにかく自分の時間を全て使った。
しかし、ある日気づいたのだ。
「自分は貧乏だ」と。
だから私は当時では画期的だったゴールキーパーだけのスクールを作ろうと思ったのだ。
プロじゃない俺がGKコーチで食えるのか?
私みたいなプロ選手ではなかったGKコーチがどうやってGKコーチとして食っていくのか。
いきなりは無理だ。
まずはお小遣い程度でもいい。
全てのGKコーチはそこからスタートしていくべきだと思う。
ではどうやってGKスクールを作っていくのか?
GKスクールを作ったとしても、どのように運営していけばいいのだろう?
ただGKスクールを作れば・・・
元プロ・Jクラブのコーチだったから・・
そうやってGKスクールに人が来た時代はもう終わっている。
そんな群雄割拠のGKコーチ時代を生き残るのは、仕組みを作るあなただけだ。
その仕組みを作るには、下記の3STEPを踏んでほしい。