ゴールキーパーの強い心を育む!感情表現は心が豊かになる!

みなさん、喜怒哀楽という言葉を知っているでしょうか?!

もちろん知っていると思います。

感情表現を表す言葉になります。

ゴールキーパーにとって感情表現は非常に大事になってきます。

感情表現ができるゴールキーパーを育てていくことで、チームにも大きく貢献することができます。

 

喜怒哀楽

喜怒哀楽を一度整理したいと思います。

 

喜びを表しています。

ゴールキーパーであれば、シュートを止めたときは嬉しいはずです。

その喜びを表現できる選手を見ることってすこないですよね。

 

多分練習中からそういった喜ぶほどプレーしていないのかなって思います。

たとえ練習だろうが、本気で向き合っていたら、必ず表現したくなるよね!

 

怒りを表しています。

闘争心をむき出しにしている姿とも言えますね!

たとえば、仲間が中途半端なプレーをしていたり、弱気なプレーをしていたらゴールキーパーが叱咤激励を行う姿をよくみます。

叱咤激励とは、大声で励まして、奮い立たせることです。

 

逆に、自分のプレーが不甲斐なくて、自分で自分に怒っているシーンもあります。

ただ、上手くいかなくて自分に怒ってメンタルを崩すゴールキーパーがほとんど。

トレスを消化できないと、怒りは逆に自分をマイナスにする側面も持っています。

 

悲しみを表しています。

何かに負けたとき、悲しいし悔しい。

負けたことに何も思わない闘争心のなさはみていて、何も感じません。

 

楽しさを表しています。

サッカーが楽しい。

ゴールキーパーでいうと、シュートを止めることが楽しい。

好きなことで、上手くいくと楽しくなりますよね!

 

トップの選手は喜怒哀楽を表現している

世界のトッププレーヤーはもちろん、Jリーグや大学・高校のトップ選手には

絶対と言っていいほど喜怒哀楽の表現を備え持っていると思います。

ゴールキーパーには強いメンタリティが求められます。

ゴールを守ることが大事です。

 

あなたの後ろには誰もいない。

 

だからこそ闘争心をむき出しにしてプレーをしていく必要があるでしょう。

それはプロだろうが、アマチュアだろうが関係ありません。

みんな同じ大きさのゴールを守っています。

 

ゴールされることに慣れてない?

練習でゴールをされることに慣れていませんか?

ゴールされることが当たり前になっていると、やられたとしても感情が出てきません。

日々のトレーニングで本気でぶつかっていかないと出てこない感情です。

 

俺は本気でやっている。

 

そう思っていると思います。

その意識レベルよりもさらに上げていくことが重要ですね。

 

心の中にあってもダメ

自分は強いメンタリティを持っている。

そう言う選手は多くいます。

でも他人からしたら、その想いは見えないし伝わらないんです。

やはり身体を使って感情表現しないとね。

 

喜怒哀楽の表現がチームを変える

ゴールキーパーがここまで感情表現をすることで、チームにはプラスに影響してくるでしょう。

 

お前がそこまで頑張っているんなら、俺もやるよ

 

など、あなたの本気のプレーはチーム全体が共感してくれるでしょう。

 

淡白になっていませんか?

何事も表現せず、あなたの指導するゴールキーパーはしれっとしていませんか?

やる気がないチーム、なかなか上向きにならないチームなどに起こっている現状です。

常に本気でぶつかり、感情を表に出していくことで、お互いのことも分かり合えるでしょう。

 

カテゴリーは関係ない

感情表現にカテゴリーは関係ありません。

小学生の時には素直な感情を出せていたのに、その行動を起こすことを恥ずかしがっていませんか?

ある意味、一度心を閉ざすと、その扉を開けるのには時間がかかる

と言うことは、あなたがもともと持っている闘争心が出てこない。

 

それだけ、ゴールキーパーとしてのプレーの影響してくることはいうまでもないでしょう。

 

言葉と身体で表現していく

言葉をどんどん発していきましょう。

大きな声、トーンの高い声で。

そして思いっきり体で表現してほしいと思います。

 

GKコーチが変わらないと日本のGKは変わらない

子供は親の鏡・・という言葉があるように、GKコーチと選手にも同じような関係性があるのではないでしょうか?!

GKコーチがデモンストレーション、いわゆる見本を見せていかなければ、選手が淡白になっていくかもしれません。

日本のゴールキーパーを変えていくためには、私たちGKコーチがさらに伸びていかなければなりません

そのために常に学び続けなければなりません。