いよいよ2020年の東京オリンピックが迫ってきた中、AFC U-23選手権 2020が開幕。

日本はサウジアラビアと激突した。

その中で、先発出場したのは、サンフレッチェ広島の大迫敬介選手。

惜しくも1-2で初戦を落としたU-23日本代表、森保一監督の表情も険しかった。

では、その絶対にしてはならない先取点を与えてしまった1失点目のシーンをチェックしてみよう。

 

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中央付近でのポジション

中央突破に対して、しっかりと絞ってブロックを引いていた日本。

ここで伝えているのは、DFがFWに対してどのような状況にあるかだ。

この場合、しっかりとアプローチに行っており、シュートモーションを作らせることはなかった。

しかしながら、大迫敬介選手は一定のポジションをキープし続けた。

 

ポテンシャルの高さを示した【身体のパワーポジション修正】

そして、ボールが近場の選手に渡る。

この時に素晴らしい動きとして、相手がワンタッチでボールに触る時にはステイ(止まって構える)ことができていたことだ。

ほとんどの選手の場合、ステイができずにブロード(身体が進行方向に流れる)してしまう。

そこがなく、どこにでも動き出せる構え、そしてプレジャンプをできた。

この国際試合の速いスピードでできる大迫敬介選手のポテンシャルの高さと言ってもいいだろう

 

ではなぜ失点してしまったのか?

ポイントはポジションの高さだ。

良いタイミングで良い姿勢で構えることはできた。

しかし、足りないのはポジションの高さだ。

今回のシュートエリアはどちらかというと、中央付近だ。

ゴールエリアの延長線上よりも内側だった。

そう考えると、ポジション修正は多少前気味にとることが必要だった。

 

もうワンシーンをロールバックすると・・

パスが出された時だ。

先ほども話をしたが、 DFがアプローチをかけていたため、大迫選手のポジションを1歩前にとっていたら・・。

このように、結果的に横に出されたパスがスルーパスだったら・・。

果たしてパワーを持った後ろの選手が走り込んできた時、リアクション側のゴールキーパーが前に出てインターセプトができただろうか?できるのだろうか?

結果的にシュートへの反応は良かった。

しっかりとボールを見ることができ、良い準備だったと思う。

しかし届かないのだ。

ゴールキーパーの立ち位置が悪ければ、コースの良いシュートは難しい。

 

いかにしてアンティシペーションGKを作るか

ゴールキーパーにはタイプが2つある。

一つは【リアクションGK】だ。

ゴールにへばりつき、シュートストップ能力に非常に長けている。

 

しかし今のゴールキーパーに求められることは非常に多い。

昔より求められているシュートストップとしての能力。

そして、ビルドアップなどの足元の技術。

 

私は思う。

 

それも大事だが、目まぐるしく変わる状況を、いかに柔軟に素早く対応できるかの未来予測ができるかが鍵を握っていると思う。

いわゆる【アンティシペーションGK】だ。

アンティシペーションとは、予測という意味だ。

できれば未然にゴールを防ぐことができれば最高だ

アンティシペーションGKはその部分に長けている。

なぜかというと・・

 

コーチング

ポジショニング

テクニック

 

この3つの能力のバランスが良いからだ。

ぜひ皆さんもアンティシペーションGKを目指してほしい。