ゴールキーパーのボールロック(ダイビング時の新しいキャッチング方法)

中山です。

今回のゴールキーパー上達法は、ヨーロッパでよく使用されている技術である「ボールロック」をご紹介したいと思います。

 

ボールロックって何?!

いきなりボールロックって何?!

という話なのですが、前回写真のようにボールを自分の方向に持ってきて、膝に当たってファンブルする例を挙げました。

実際にピッチ上で多く起こるミスのシーンです。

ダイビングしてせっかくボールをキャッチできたはずが・・・

 

そもそもキャッチングができていない

実はこの状態になる選手は、しっかりとキャッチングができていないからです。

なぜかというと、ボールがしっかりとキャッチングできていないため、地面でボールをズリズリ自分の方に持ってくる形になります。

結果膝に当たってしまう・・・。

キャッチングをしていなければ、はじけばいいじゃないか?

って思われる方がいらっしゃると思います。

しかし、その微妙なボールをはじきにいくことで相手のセカンドチャンスを与えてしまう原因になりますよね。

 

ヨーロッパで使われるボールロック

アバウトなボールでも確実にキャッチングできる方法として編み出されたのがボールロックです。

早くて鋭いグラウンダーのシュートなど、海外ではピッチコンディションが日本より悪い中でも安定したキャッチングをしていかなければなりません。

すべてがゴールキーパーに有利なシュートがくるわけではなく、綺麗なピッチでも試合中に芝生が剥げたり、クレーグラウンドではデコボコしたシチュエーションも考えられます。

 

ボールを3点で押さえる

厳しいボールをキャッチするとき、右手・左手・地面の3点でボールを押さえることが大事になります。

写真のように、ボールが浮いていても同様です。

ボールロックの技術でも、3点でボールを押さえることが重要になります。

 

3点で押さえた後の動きが大事

ただし、ボールを3点で押さえた後に問題が起こっています。

ボールを押さえた後に、ダイビングの勢いがあります。

その勢いを無理やり止めると、体のバラスを崩してファンブルの原因になる。

でも、その勢いのままだと、ボールを押さえきれずに膝にボールが当たってしまう・・・。

 

押さえるにしても、押さえ方の問題

3点で押さえるだけではなく、自分がポロッとしてしまいそうなボールもがっちりと押さえることができれば・・・

と、思ったことはありませんか?

 

ボールロックの技術はローボール(低いボール)や、グラウンダーボール(ゴロのボール)、不規則なバウンシングボール(バウンド)など、ゴールキーパーにとって嫌なボールを押さえるためにできた技術と言っても過言ではないでしょう。

キャッチングミスを大きく減らすことのできるボールロックをぜひ習得してください。

 

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ヨーロッパのプロも使用するボールを押さえる技術

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