身長がなくても、制空権が取れる方法とは?!クロスの苦手意識を克服する!

身長がなくても、クロスボールで主導権を握りたい。

 

みなさん、クロスは苦手ですか?

多くのゴールキーパーが苦手と答えるでしょう。

なぜゴールキーパーがクロスは苦手というのでしょうか?

決定的な理由として、練習自体をしていないことです。

クロスは非常に地味な練習です。

それではクロスの対応を考えるとき、まずは必要なクロスのエリアを考えていきましょう。

 

クロスには3つのエリアがある

クロスのGKトレーニングを行うときに、私は3つのエリアを意識して行います。

当たり前なんですが、

 

ニア(近め)

セントラル(中央)

ファー(遠目)

 

この3つに分けています。

その中で、今回はこの技術に注目しました。

 

クロスハンドパンチングって?!

クロスハンドのパンチングとは、左側でプレーをしている時でいうと、上の手、いわゆる右手がクロスハンドと呼ばれる手になります。

ファーだけって感じで指導する人もいますが、ニアやセントラルでも使える重要な技術です!

 

パンチングとしては両手でのパンチングもあります。

ニア方向でダイビングをしながら、両手でのパンチングとかはよく見かける光景ですね!

結局、いろんな形のゴールキーパートレーニングが必要なんですが、

今回はファー付近でのクロスハンドパンチングにフォーカスしたいと思います。

 

空間認知

クロスを行なっていく中で、空間認知能力を向上させましょう。

ボールをどこでとらえるのか?

そのためのステッピングは?

などなど、ポイントとなることはいっぱいありますよね!

 

そもそもクロスに慣れてない!

僕はいつも思います。

圧倒的にクロスのトレーニングを行なっていないことが、日本がクロスは苦手だ!

と、いう原因だと思うんです。

 

単純に左右からクロスを蹴って、それに対応するだけでもいいと思います!

また、それをビデオに撮って

「なぜ失敗したか」

などのフィードバックできると、もっといい。

 

情報をもらうだけで満足する世の中

例えば、今回私の記事で

「クロスをやってみよう」

って思うけど、実際にやってる人ってどのくらいなんだろ?

って思います。

情報を得るだけで、自分が何か変わった感じがする。

でも、現状は何も変わっていません。

 

そこで行動に起こす人は本当に少ない。

はっきり言います。

行動しないと、変わりません。

時には投資して学ぶことも考えてください。

私は投資して学びます。何かをゲットします。

もし、ここでクロスの内容を知ったとしても、さらにピッチなどで還元できなければ、何も意味はありません。

なぜ彼はできるようになったのでしょうか?!

何回かプレーして慣れたから???

そんなことはありません。

上手くなるためのメソッドがあるから、選手に変化が起こります。

ただし、選手が意識し続けないと、またやり直しになっちゃいますね!w

 

GKスキルを知ってる?

結局はテクニカルポイントを知っているかどうかが大きな鍵になってきます。

どんなに選手が慣れるように回数をこなしても、

その対応をするための技術を知らなければ、守ることは難しいです。

 

ゴールキーパーの技術を選手が知っておくには、キーパーコーチが全部知っておくことが重要です。

JFAのゴールキーパーライセンスなどでもありますが、それは形式です。

それをやれば上手くなるんじゃない。

一つの例を言っています。

 

でも、JFAのGKプロジェクトは非常に考えて組み立てられている大変素晴らしいGKメソッドです。

それのメソッドをしっかりと知っているGKコーチはどのくらいあるのであろう?

 

最近あるGKコーチと話をしていて、ゴールキーパーの共通の用語だったり、こちらからの問いかけに答えれなかったりしていました。

GK理論を知っていれば選手が上手くなるわけではない。

でも、知っていた方がはるかに選手はうまくなる可能性がぐっとアップしますよね。

 

GKトレーニングの企画立案で行き詰まる

良い情報を得て、コピーしたけど、トレーニングメニューの作成が続かない人がほとんど。

今回でいうと、クロスハンドパンチングのトレーニングってどんな内容を思いつきますか?

 

クロスでのトレーニングの企画立案って本当に難しいと思われがちです。

機会があれば、こういったトレーニングメニューの作成などもやってみたいですね!