元ドイツ代表オリバー・カーンを分析! 強烈で情熱的なリーダーシップ論を学べ!

みなさん、元ドイツ代表のオリバーカーンをご存知だろうか。

おそらく皆さんの記憶に残っているのであれば、2002年日韓ワールドカップだろう。

ドイツ代表の闘将・キャプテンとして、ワールドカップ準優勝に導いた。

今の日本のゴールキーパーに必要な要素を兼ね備えており、世界最優秀ゴールキーパー 賞を獲得したオリバー・カーン。

では、そのオリバー・カーンの魅力に迫っていこう。

 

ゴールキーパー大国のドイツ!

ドイツといえばGK大国と言えるだろう。

みなさんもご存知のバイエルンミュンヘンに所属するマヌエル・ノイアー。

そして、FCバルセロナに所属するテア・シュテーゲン。

どちらのゴールキーパーも世界ナンバーワンの実力を兼ね備えている。

 

変わるゴールキーパー のスタイル

FIFAのルール改正によって、幾度となくゴールキーパーはプレースタイルを変化させてきた。

その大きな理由として、ゴールキーパーが10人+1人という考え方から、11人の1人という考え方によるだろう。

その結果、ゴールキーパー のフィールドプレーヤーとしてのスキル・バックパスの処理が求められてきた。

そして、スペースも時間もない状況の試合の展開によるDFラインの背後におけるスイーパーとしての役割が求められてきた。

 

オリバー・カーンのGKスタイル

2002年日韓ワールドカップごろから、今で言うXブロックを多用していたオリバー・カーン。

この後からブロッキングが主流となってきました。

すでにその動きを使いながら、前に強い動きが多かったオリバー・カーン。

フロントダイビングなどでペナルティエリアを幅広く使っていた印象。

 

ダイビングはドイツ独特の動きがある?!

ダイビングでは、今も余波(なごり)が残っている?ようなのですが、着地時にくるくる回るんです。

セービングの動き自体は、ワンステップダイビングが主流のドイツ。

私のYouTubeでも先日公開したハイダイビングの動きから見ていきたい。

 

以下の写真のように、大きく踏み込むのがドイツ流?!

そして、前に飛ぶというよりは横方向にダイビングされ、上半身を後ろに流す感じになります。

 

ダイビングの着地が独特!

そして手から着地!

ここがポイントで、あとは柔道のようなセービングの受け身になります!

そのままクルッと1回転!

その勢いを使って起き上がります。

この動きは最後までボールを注視することで起こる、ダイビング時の後ろへのそる動き。

逆にボールを最後まで見続けることができる利点があります。

高いダイビングに対して着地が痛い・・という問題を解決するために行っている動きなのかもしれません。

 

とてつもない野性的なリーダーシップ!

なんと言ってもオリバー・カーンは野性的な動きと、圧倒的なリーダーシップがあります。

ボールへ対して飛びつく動きは野性的であり、形に拘っている日本人にはない動きかもしれません。

止めることだけに執着しています。

考えすぎない、失敗を恐れない。野性的な動きでしょう。

また、リーダーシップがハンパないんです!

顔を見たらわかるように、全身で選手を鼓舞していく姿に、チームは勇気づけられます!

このように、過去のゴールキーパーに学ぶことも多く、今の日本のゴールキーパーにとって圧倒的なシュートストップ能力、そしてリーダーシップを兼ね備えたオリバー・カーンは、身長が小さい選手でも真似ができる部分が多いでしょう。

ぜひさらに飛躍していくために、オリバー・カーンをコピーしてみてはいかが?!