今回は気分を変えて日本のゴールキーパーについて語りたいと思います。

先日、EAFF E-1サッカー選手権に臨む日本代表(SAMURAI BLUE)メンバーが発表されました。

選考されたゴールキーパーは以下の通り。

 

中村航輔(柏レイソル)

小島亨介(大分トリニータ)

大迫敬介(サンフレッチェ広島)

 

以上の3名だ。

 

特に小島亨介選手については、U-20日本代表などでワールドカップなどにも出場している。

しかし、今年早稲田大から加入した大分トリニータでは出場機会もない。

なぜこのような選考になったのだろうか?

また、日本のゴールキーパーは人材不足なのかを考えていく。

 

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出場機会がゴールキーパーの成長の鍵を握る

EAFF E-1サッカー選手権でおそらく正ゴールキーパーになるであろう中村航輔選手。

柏レイソルU-18からトップチームに昇格。

各年代の日本代表にも選出されてきた逸材。

トップチームで出場機会がなかった中、2015年にアビスパ福岡にレンタル移籍。

転機となったのは、間違いなくアビスパ福岡での出場機会。

私はゴールキーパーにとって、公式戦に出場するという経験値は非常に重要だと考えている。

アビスパ福岡での出場経験がなかったら、もしかしたら今の中村航輔選手はいなかった可能性もあるだろう。

 

Jリーグで20歳でレギュラーで活躍するGKは?

2019年で20代でレギュラーでコンスタントに試合に出ていることが少ない。

サガン鳥栖の高丘陽平(23歳)と、今回日本代表に選出された大迫敬介(サンフレッチェ広島)のみだ。

今の日本では若いうちに試合に出ることが少なすぎる。

良いゴールキーパーを抱えているクラブがほとんどだ。

その才能あるゴールキーパーをいかにして早期に試合に絡ませるのか。

この部分は日本の永遠の課題だろう。

海外ではすでに16歳でトップチームデビューを飾るGKもいるからだ。

そう言った意味では、サガン鳥栖のチーム事情も色々とあるだろうが、若手ゴールキーパーに切り替えた部分は大きい財産となっていくのではないだろうか。

 

日本での過去の若手で出場経験が豊富なGKとは?!

過去の記憶では、川口能活選手が20歳でJリーグデビュー。

当時日本代表GKだった松永成立(現・横浜FマリノスGKコーチ)からのポジション奪取だった。

この若手のゴールキーパーを起用したホルヘ・ソラリ監督がいなかったら、今の川口能活選手はいなかった可能性がある。

また、南雄太(現・横浜FC)だろう。

静岡学園高でも1年生から全国高校サッカー選手権に出場した逸材。

柏レイソルに加入後、すぐにポジション奪取に成功した。

このように、Jリーグで長く活躍するゴールキーパーは、早期に試合に出場している。

ということは、育成年代でも同じことが言えるのではないだろうか。

 

若いGKにチャンスを

大迫敬介選手も、2年目に出場機会を得ている。

そして、そのチャンスを掴んだ形だ。

ゴールキーパーは早い段階で試合に出ることで急激に伸びていくことができるだろう。

もちろん、ミスもある。

しかし、そこも含めて監督は決断していかなければならない。

 

試合に出ていない選手の日本代表選出について

大分トリニータで試合出場がない小島亨介選手の日本代表招集について。

正直納得いかない選手が多いのが事実ではないだろうか?

私自身、この選考は明らかに2020東京オリンピックを意識した選出だと思う。

もちろん森保ジャパンとしての選考なので、私自身が何かをいうことはない。

しかしながら、一個人としての意見としては、ありえない選考ではある・・。

 

出場機会が人材不足を作っている

やはり、私としては若い選手の出場機会の少なさがゴールキーパーの人材不足を引き起こしている原因と考える。

それはプロ、そして育成年代でも同じことが言えるだろう。

 

出場機会を与えるのは監督であり、その監督の決断次第でゴールキーパーの将来が変わってくると言っても過言ではないだろう。

もちろん、身体能力だけでは後々基本技術をしっかりと積み上げてきたゴールキーパーに追いつかれ、追い抜かれるだろう。

 

私は日本のゴールキーパーの人材不足ではないと思っている。

長身の選手も増え、GKコーチの増加によって専門のGKトレーニングを受ける機会も増加している。

いかにして将来のあるゴールキーパーに出場機会を与えるのか?

眠っている才能を引き出せるか?

 

専門的なキーパー練習を受ける環境も大事だ。

トレセンに選考されることがメリットという時代は終わってきていると感じているのは私だけだろうか。

それよりも大事なことは、厳しい公式戦の経験値が選手を誰よりも伸ばしてくれる

 

そこに生まれ持った身長や身体能力があればなおいいだろう。

そして誰でもが獲得できるゴールキーパーの基本技術や個人戦術を正確に身につけること。

 

日本のゴールキーパーは明るい未来が待っているはずだ。