水分補給について詳しく解説!良いパフォーマンスを維持しよう!!
中山です。
みなさん、水分補給について正しい知識を持っていますか?
ゴールキーパートレーニングでも水分補給のタイミングは非常にポイントです。
常に良いパフォーマンスをキープするためには適切なタイミングでの水分補給は欠かせません。
水分補給・何を飲んでいますか?
皆さん運動を行う際には何を飲んでいますか?
まさか自分が何を飲んでいるかわからない・・・
といった選手はいないと信じています!
もちろん自分の道具は自分で準備しているので当然知っているはずです。
何を基準に選んでいますか?
この日本にいれば飲み物に困ることはほとんどないかと思います。
蛇口を捻れば水が出て、スーパーやコンビニ・スポーツショップに行けば様々なスポーツドリンクやジュースが手に入ります。
そんな世の中で皆さんは何を基準に選んでいますか?
手軽さや値段でしょうか?
それとも好みの味でしょうか?
もしかするとチームなどから強制されているところもあるかもしれません。
サッカーの中ではほとんどの選手が水かスポーツドリンクかと思います。
ではなぜスポーツドリンクが運動中に良いと言われているのでしょうか?
それは身体の「濃さ」が関係しています。
カラダと汗の仕組み
皆さん汗を舐めるとどんな味がしますか?
しょっぱいですよね?
これは体の中の水分と一緒に塩分が出ているからです。
そんな状態で「水」だけを補給するとどうなるでしょうか?
写真にもあるように1番初めの状態と水分の量は同じになりました。
しかし色はどうでしょうか?
始めよりも薄くなっていますよね?
こうなるとヒトの身体は危険を感じ喉の渇きを止めます。
そして元の色に戻すために尿として水を出します。
そうして元の色に戻りましたが水分の量は減っていますよね?
これを「自発的脱水」と言い、夏に水だけを飲んでいても熱中症になってしまう原因です。
その判断正しいですか?
次に「スポーツドリンクは甘いから薄めている」という判断について説明します。
よくネット等でもスポーツドリンクは
「砂糖が多すぎるから薄めるべきだ」
という意見を多く見かけます。
また塩分が重要なのは知っているから
「水と塩飴で十分」
という意見も聞きます。
果たしてそれは正しいのでしょうか。
もちろん不正解です。
その説明をするためにそもそも水分補給とは何かについて説明する必要があります。
体内とは?
皆さん水分補給について説明できますか?
「水を飲むこと」はもちろん不正解です。
「水が体内に吸収されること」です。
ではこの体内とは何かですが、胃や腸など空気が触れる場所は体内とは言えません。
腸から吸収され血液となり始めて体内に吸収されたと言えます。
この腸からの吸収のために糖分は必要です。
水もしくはスポーツドリンクを薄めたものだとこの吸収のスピードが遅くなり、効果的な水分補給とは言えません。
とある会社では研究所で実験や試験を繰り返しどのくらいの糖分が最も吸収が早いかを研究したほどです。
効果的な水分補給と自立
それでは効果的な水分補給ができるスポーツドリンクはどのようなものでしょうか?
そんなのは簡単です。
このような成分表を見るだけで良いです。
目安(日本体育協会推奨量)は
ナトリウムが100ml 中に40~80mg(電解質濃度で0.1~0.2%)
糖質が4~8%です。
(糖質に関してはこれには書かれていませんが炭水化物=糖質のイメージでも大丈夫かと思います・・・)
できることをやってみる!
これだけなら中学生ならできますよね?
もちろん毎日買い物についていくのは難しいかもしれません。
ですが、買い物に行く機会や自分で買う機会もあるはずです。
その際見てみましょう。
自分の身体に入れる物なんですからそれぐらいの自己管理はやってみましょう!
GKとしての水分補給
選手の皆さん試合中の水分補給はどうしていますか?
まさかハーフタイムだけではないですよね?
テレビを見ているとわかるようにプロの選手たちも試合中飲水しています。
そもそも水分補給は15分でコップ一杯分が理想です。
ただいつ飲めばいいか分からない選手も多いですよね?
実際のトレーニング中みなさん特にゴールキーパーであれば・・・
ゴールポストの横にスクイズボトルを置き練習している人が多いのではないでしょうか?
自分のプレーが近くなった時や説明中は飲んでいないと思いますが、他の選手のプレー中など飲むタイミングはありますよね?
それと同じような感覚で試合中も飲めます。
もちろん「ボールが相手コートにあるから」や「ボールが外に出ているから」絶対飲めるというわけではありません。
コーチングは必要ですが常に必要ではないですよね。
どんな場面かは自分で感じて覚えていきましょう。
これも1つの練習です。
状況を察知する1つの練習だと思ってやってみてください!
自分の身体を「守る」にも努力できることはやってみましょう!!!