森保ジャパンはの運命は?!アジアカップUAE2019決勝T準々決勝 日本代表(SAMURAI BLUE)vsベトナム戦の両ゴールキーパーを分析!
今回はアジアカップ2019の決勝トーナメント準々決勝、日本代表vsベトナム代表戦を分析したいと思います。
得点シーンがPKだったため、両ゴールキーパーのプレーを見ていきたいと思います!
まずは試合のハイライトをご覧ください!
ベトナム代表GKダン バン ラム
身体能力も高く、今回日本のシュートをことごとくストップしたゴールキーパーはみなさんの記憶に残っているのではないでしょうか?!
そのダンバンラム選手のワンシーンをご紹介!
サイドで2vs1を作った日本。
そのまま柴崎岳選手がクロスを上げます。
そのクロスに対して飛び込んだのは冨安健洋選手!
シュートに対してタイミングをしっかりと合わせていたダンバンラム選手!
ダイビングもパワー・スピードがあり、しっかりとボールも見えていました。
準備の部分はどうか?
すごく派手なプレーが目立ったダンバンラム選手選手ですが、シュートが打たれるまでの準備はどうなのでしょうか?
クロスが上がる時、指示をすることばかりに気が取られて、適切なポジショニングと身体の向きを取ることができていません。
実際にヘディングシュートが打たれる時には、ファー側が大きく空いています。
ダイビングは素晴らしいですね!
しっかりと自分よりも前でボールに触ることもできています。
良い準備ができていれば、おそらくダンバンラム選手選手の力からすれば、キャッチングできたでしょう。
アジアの選手でシュートストップに長けているように見えて、実は準備段階がおろそかになっている傾向が見られます。
派手なプレーばかりに気を取られないようにしましょう!
日本代表・権田修一選手
日本代表・権田修一選手のプレーも一つ見ていきたいと思います。
相手FWが縦にドリブルを仕掛けてきています。
ペナルティエリアに入ろうとした時に内側に切り返します。
相手FWはインスイングシュートが考えられます。
この時の権田修一選手のポジションと身体の向きに注目です。
この時はシュートがシューターから見て右側に外れていきました。
シュートのコースで身体の向きを変化させる
ポイントは相手がどちらの足でシュートを打つかです。
縦にドリブルしている時は左足でこのようなシュートが予想されます。
しかし、内側に切り返した時点で蹴り足が右足になり、シュートが画像のように変わります。
その時に、権田修一選手はポジションと身体の向きの修正がありませんでした。
黄色のまま・いわゆるそのままのポジションと身体の向きだと、一番遠い位置でシュートに触りに行くことになります。
おそらくシュートに届きません。
ですが、ピンクの位置にポジションを下げ、身体の向きを変えることで、ボールがゴールに向かってきた時にボールを触ることが可能になります。
一瞬の判断ではありますが、これができるゴールキーパーは素晴らしいです。
例外はあるものの、このシーンはシュートが外れてラッキーだったシーンになります。
ポジションが取れているようで意外と取れていない
みなさんが思っているよりもポジションと身体の向きの考え方が間違っていることが多いと感じています。
一瞬の準備不足が即失点につながってしまうのがゴールキーパー。
ぜひ準備について今一度考えを改めることをオススメします!