シード国の日本・韓国・中国に加え、予選を勝ち抜いた東アジアの4チームによる総当たり戦で頂点を決める『東アジアE-1サッカー選手権2019』。

今回は事実上の決勝戦となった【日本vs韓国】の対戦は、韓国・黄仁範選手の得点により、0-1で韓国に軍配!

 

日本のゴールを守るのは・・

韓国戦の先発は柏レイソルの中村航輔選手。

J2に降格した柏レイソルJ1昇格に大きく導いた絶対的守護神。

しかしながら、失点シーンに【世界でのポジショニングの差】があったように見えた。

その部分を明確にしていく。

 

失点シーンの分析

まずは失点シーンを見てほしい。

左サイドから中央に出されたパスで、黄仁範の右足にボールが入る。

ワンタッチで左足に持ち変える。

そのまま左足でゴールキーパー中村航輔選手のニア側にズドン!

 

ポイントとなった黄仁範選手の持ち足

ここでポイントとなったのは、黄仁範選手の持ち足だ。

ボールをトラップしたときは右足(R)だった。

この時、中村航輔選手は後ろに下がるポジションを取ったのだ。

黄仁範選手が右足でシュートを打った場合、中村航輔選手の左側のシュートは巻いて内側に飛んでくることがある。

そのボールに対応するために一度ポジションを下げて修正した。

この部分までは完璧だった。

左足に持ち替えた時のGKと仲間のポジショニング

左に持ち替えた時、中村航輔選手は左右のポジショニングを修正。

しかし前後のポジション調整はなかった。

結果的にこの部分が勝負の分かれ目になったのだ。

 

DFが行ってるから、前に出る

DFがプレスに行っているのであれば、GKはDFに任せる・・という考え方が一般的。

私自身もそう思う。

しかしながら、ゴール前ではそうとは限らない。

これだけ仲間がボールに対してプレスをかけ、壁になろうとしている状況であれば、パワーシュートの可能性が高い。

そうなれば、シュートアングルを狭めること。

前に出ることが求められる。

また、前に出る利点として、ボールにプレスをかけたことでマークがアバウトになった部分のDFの背後のスペースに対して、素早く対応することだ。

このコンマ何秒のポジショニングが世界との差だと私は感じています。

 

シュートへの反応速度はピカイチ!

なんと言っても、中村航輔選手はシュートへの反応はピカイチ!

確実にシュートへ反応でき、なおかつ素早く倒れることができるのが中村航輔選手の魅力!

 

戦術理解度をさらにアップしながらのアングルプレー

徐々にゴールキーパーの技術レベルがアップした時、それを活かす戦術理解が必要だ。

ゴールキーパーにもハイクオリティのポジショニングが求められる。

そのポジションを知っていたとしても、そのポジションを取り続けることができなければ意味がないのだ。

アングルプレーと呼ばれる動作をしっかりとマスターしていくことをオススメする。