攻撃へのスイッチはオーバーアームスローで決まる?!
ゴールキーパーには唯一手を使うことが許されている。
ディストリビューション(配球)といい、ゴールキーパー固有のフィードプレーに対して注目が集まっている。
しかし、その注目される部分はサイドボレー(パントキック)だ。
その長いキックはボールを失う確率も高い。
その分、オーバーアームスロー(上投げ)は距離を伸ばしつつ、比較的パスの成功率が高い。
浦和レッズに所属する鈴木艶彩だ。
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彼が出場したFIFAU-17ワールドカップでは、素晴らしいディストリビューションを披露している。
映像ではキックも素晴らしいが、それ以上にオーバーアームスローに注目してほしい。
では、どのようにしてオーバーアームスローを投げるのかを解説していく。
投げるときの手の形とフォーム
まずは投げる手の形だ。
ボールをしっかりと手首まで引っ掛けることが重要だ。
そして逆手も使い、大きく反動・助走を使って投げること。
耳の横から出てくるように投げていこう。
間違えやすい手の形
振りかぶって投げる際、最終的に手首で投げる選手がいる。
これは間違いだ。
これだと振りかぶる必要がない。
手首だけでは遠くに投げるのは難しい。
フォロースルーも重要
投げた後のフォーム・フォロースルーも重要だ。
写真のように投げた時のフォームが悪いと、どこに飛んでいくかわからない。
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スローイングをナメるな!
最初にもお伝えしたが、スローイングはチームの攻撃へのスイッチを入れることができる。
ワールドカップでも、レアル・マドリードに所属するティボー・クルトワ選手の高速カウンターはスローイングによるものだ。
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正確でパワーを持てるスローイングを行うことが、得点へと繋がる。
絶対にスローイングをナメてはいけない。
むしろ意識的に取り組むことが大切だ。
左右で投げること
オーバーアームスローは、もちろん試合では利き手で投げるだろう。
ただ、体のバランスを考えれば、左右投げれることが重要だ。
毎日のGKトレーニングの中で、オーバーアームスロー・左右対象の動きを取り入れて欲しい。
その積み重ねが攻撃へのスイッチを入れる。