ゴールキーパーがビルドアップをスムーズに行うには?
次世代方ゴールキーパーの形、それは【ゴールプレーヤー】という、ゴールキーパーも、フィールドプレーヤーもこなすマルチなプレーヤーです。
その中で、小学生ゴールキーパーにとっては、ゴールキーパーの技術を手に入れたとしても、なぜかチームのゲームに出ることができない・・・。
そう悩むゴールキーパーに立ち塞がる壁が「フィールドプレーヤーのスキル」です。
ゴールキーパーにとって、足元の技術は非常に重要であり、そのスキルを磨くために、様々なトレーニング方法をご紹介していきます。
ドリブル練習
コーンを使ってドリブル練習をすることで、足元のタッチや、ボールをコントロールする能力を向上させることができます。
コーンを縦に並べ、その間をスピードを落とさずにドリブルしていく練習や、コーンを円形に配置して、円を回ってドリブルしていく練習があります。
また、片足でのドリブル練習も行うことで、足元のバランス感覚を養うことができます。
意外とゴールキーパーはボールタッチのトレーニングを行っていません。
だからこそ、地道なトレーニングが必要です。
壁蹴り練習
壁蹴りは、正確性と力強さを向上させることができるトレーニング方法です。
壁に向かって正確なパスを蹴ることで、ゴールキーパーは相手に正確なパスを送るスキルを身につけることができます。
また、壁に蹴り返されるボールを正確にキャッチすることも練習することができます。
公園などにある壁をうまく利用しましょう。
パス練習
パートナーとのパス練習は、ゴールキーパーにとって正確なパスと正確なキャッチを練習するのに役立ちます。
ゴールキーパーは、相手からのパスを受け取ることが多いため、パートナーとのパス練習は、実戦に近い状況でのトレーニングとなります。
また、パートナーと一緒にドリブル練習を行うことで、ボールのコントロール能力を向上させることができます。
ゲームシミュレーション
試合シミュレーションは、ゴールキーパーにとってリアルな状況下での対応力を身につけることができます。
実際の試合をシミュレーションすることで、キックやパスを受けるスキルを向上させることができます。
また、シミュレーションでは、ゴールキーパーの判断力や反応力を養うこともできます。
さらに、足元の技術を向上させるためには、以下のポイントにも注意する必要があります。
ポジショニング
ゴールキーパーは、正しいポジショニングを取ることで、効率的にプレーすることができます。
ボールが来る方向や蹴る選手の位置によって、最適な位置に移動し、正確にパス&コントロールをすることが求められます。
ポジショニングは、練習や試合での経験を積むことで、向上させることができます。
できる限り、試合に出る仲間同士でトレーニングを行うと良いでしょう。
コミュニケーション
ゴールキーパーは、チームの中でコミュニケーションを取ることが重要です。
ゴールキーパーが積極的に守備ラインを指示したり、相手の動きを伝えたりすることで、チームの守備を強化することができます。
また、ゴールキーパー自身もチームメイトからの指示に素早く反応することが必要です。
以上のように、足元の技術を向上させるためには、トレーニングだけでなく、ボールの見極めやポジショニング、コミュニケーションなどの要素も含めて、総合的に取り組む必要があります。
よく言われるビルドアップとは?
ビルドアップとは、チームの守備陣から攻撃につなげるために、ゴールキーパーがボールを持って適切にプレーすることを指します。
ゴールキーパーがビルドアップを行うことによって、自チームのボール保持率の向上につながります。
ビルドアップは他にも以下のようなメリットがあります。
オプションの増加
ゴールキーパーがビルドアップを行うことによって、攻撃のオプションが増えます。
ゴールキーパーが正確なパスを出すことで、中盤や前線にボールを届けることができます。
プレッシャーの回避
ビルドアップによって、相手チームのプレッシャーを回避することができます。
ゴールキーパーが積極的に関わることで、数的優位を作り出します。
また、正確なパスを出すことで、ゴールキーパー自身や守備陣のプレッシャーが軽減されます。
しかし、ビルドアップにはリスクも伴います。
ゴールキーパーがボールを失った場合、直接ゴールに向かわれることもあるため、リスクを抑えたプレーが求められます。
そのため、ゴールキーパーはビルドアップに特化したトレーニングを行い、正確なパスや適切な判断力を身につける必要があります。
また、相手チームのプレッシャーに対する対処法もチームで習得することが重要です。
リスク
ゴールキーパーのビルドアップは、攻撃の起点として重要な役割を担います。
ビルドアップを行うことで、ゴールキーパーは守備陣から攻撃につなげることができ、自チームの攻撃力を高めることができます。
しかし、ビルドアップは失敗すると直接ゴールに向かわれることもあるため、リスクを抑えたプレーが求められます。
ボールを奪われた後の切り替えを素早く行なってください。
できる限り、早くボールを奪い返すことで、長くチームがボールを保持することができます。
正確なパスの質
ビルドアップを行うためには、まずゴールキーパーは正確なパスを出せるようにすることが大切です。
パスを出すときには、正しいフォームで蹴ることや、パスのスピードや方向を適切に調整することが重要です。
また、相手チームのプレッシャーを回避するためには、正確な判断力が必要です。
相手チームの選手たちがプレッシャーをかけてくる場合には、素早く判断して別の選手にパスを出すか、ロングキックを蹴るかなどの選択肢を持っている必要があります。
さらに、ビルドアップを行うためには、守備陣との連携が欠かせません。
ゴールキーパーは、守備陣と密にコミュニケーションを取り、相手チームの動きや守備陣の位置を把握することが必要です。
また、守備陣との間でシグナルを出し合うことで、パスの方向やプレーの方針を決定することができます。
ゴールキーパーは一番後ろで全てが観えるポジションです。
司令塔としての役割も担っているのです。
早い段階でキーパーというポジションを!
ビルドアップに特化したトレーニングを行うことで、ゴールキーパーは正確なパスや適切な判断力を身につけることができます。
また、試合前には、相手チームの特徴や弱点を把握し、ビルドアップの戦術を決定することも重要です。
ビルドアップが成功することで、ゴールキーパーは自チームの攻撃力を高め、チーム全体の勝利に貢献することができます。
大事なことは、ゴールキーパーとしてポジションは固定しながら、フィールドプレーヤーのスキルを同時に獲得していく必要があります。
また、ゴールキーパーのスキルを獲得する場合、自己流ではなくゴールキーパー専門スクールに通うことをお勧めします。
地域によっては、ゴールキーパースクールが遠く、通えないケースもあるでしょう。
その場合、以下の【日本一ゴールキーパーを学べる学校】のクラスファミエをご利用ください。
100名以上が参加する日本一のオンラインゴールキーパースクールです。
すでにオンラインでも自主的に各ゴールキーパーとその保護者が学び、県トレセン選出されたり、競合高校へ進学したりと、実績も十分出てきております。
ゴールキーパーの正確な情報を保護者が獲得することで、お子様も飛躍的に伸びることができます。
無料の情報には、無料の情報しかない・・・ということをしっかりと認識すべきでしょう。