全国高校サッカー選手権大会2回戦のBadプレーより学ぶ!ダイビング方向をこだわれ!
中山です。
今回は全国高校サッカー選手権大会2回戦で起こったBadプレーをご紹介したいと思います。
ペナルティエリア外でのシュートに対しての失点は、チームに与える影響も大きいもの。
その時に確実にシュートストップできる力を身につけていきましょう!
スピードあるロングシュート
今回のシーンは旭川実業高vs帝京長岡高の2回戦。
まずはバイタルエリア付近に入ったボールをつついてクリア。
そこに走りこんでそのまま左足でロングシュート!
低くて早い弾道のシュートは伸びる!
蹴った選手とゴールまで半分を超えたにも関わらず、ゴールキーパーはまだ動き出せていません。
そのままファーのサイドネットに一直線のビューティフルゴール!
違う角度から見てみましょう!
シュートへの反応が遅れているのがわかります。
ほとんどの選手が気づくことがあるでしょう。
そう!前に飛んでいないのです。
前に飛ぶことの前に
ゴールキーパーは前に飛ぶ!
このことは知っている選手が多いです。
でも、状況によっては全てのシュートに対して前に飛ぶのは間違っています。
ちょっと状況を見ながら整理していきましょう!
ポジションと身体の向き
シュートを打たれるボールに対して適切にポジションを取り続ける一連の動作(アングルプレー)ができていませんでした。
ポジションはよりは『身体の向き』に注目してみましょう。
左足のシュートということは、キーパーから見て左にボールは外れやすくなっています。
ということは、濃ゆい青のようにボールに対して正対して構えるのが基本です。
しかし、水色のように身体を開いています。
そうすると、ファーへのシュートコースが大きく空いてしまいます。
頑張っている飛んでいるけど・・・
頑張ってダイビングしています。
すごく頑張っていますよ。
でも、届くわけないんです。
届かないんです。
水色のところにポジションと身体の向きをとり、なおかつ横にダイビングしてしまうと、どんなに頑張ってもシュートコースをカバーすることが難しいことがわかると思います。
立ち位置と身体の向きの良さ
ポジショニングと身体の向きを変えてみたらどうなるのでしょうか?
身体の向きを変えるだけで、横に飛んで同じ距離観戦を引っ張ってみたら、なんと届いちゃいます。
ということは、この失点は身体の向きが良ければ止めれたシーンということがわかります。
もちろん、前方に飛ぶことができればなおグッド!
でもそこだけではなく、ゴールキーパーの準備で9割はシュートが止めれるかどうかが決まります。
ぜひ、準備の部分をおろそかにしないようにプレーしていきましょう!
だからこそ、基本的なプレーを徹底的に自分に叩き込むことをオススメします!
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基本編より引き続き、シュートストップ編
金額:1,620円(税込)
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