ベガルタ仙台プロデビューの小畑裕馬選手をチェックしてみた!
18歳のゴールキーパー のJデビューを拝めることはなかなかない。
明治安田生命J1リーグ・湘南ベルマーレvsベガルタ仙台の一戦だ。
その試合に、今季ベガルタ仙台ユースから昇格した小畑裕馬選手がなんとルーキーながら先発フル出場を果たした。
私の中で高卒で活躍したゴールキーパーといえば、現横浜FCの南雄太(静岡学園高)や、今はJFAでU-22日本代表GKコーチの川口能活コーチ。
そして、名古屋グランパスで活躍した楢崎正剛コーチらだろう。
そんなこれからが楽しみな小畑選手のプレーを見ていこう。
安全確実なプレーを実行できる
1-0でベガルタ仙台リードの前半42分。
混戦から抜け出した形。
湘南ベルマーレ28番の鈴木冬一が左足でシュート。
しっかりと反応した小畑選手が弾き出す。
パリーゾーンを意識したディフレクティング
パリーゾーンとは簡単にいうと、ゴールライン際のエリア。
前方向に弾けば、セカンドチャンスを与えてしまう。
後ろに弾けばゴール、もしくはコーナーキックを与えてしまう。
ライン側だと、角度的に直接シュートは難しい。
良い場所に弾いた小畑選手のファインセーブだ。
プレーの判断と技術レベルの高さ
安全確実なプレーができると確信したプレーだ。
常に良い姿勢をキープできる。
どこにでも動き出せる良い姿勢。
そして、できる限り遠くに弾くため、手のひらの形部分で弾き出した。
ダイビングフォームもきれいだ。
今後の課題
私が見ている限り、課題はステッピングだ。
ステッピングには2つのポイントがある。
ポジション修正のためのステップ
ボールに対して身体を運ぶステップ
この2つだ。
アングルプレー時に小刻みなステップがあるため、少しスタンスが狭くなる傾向がある。
その際の足の幅・スタンスを意識することでステップはさらに早くなる。
ちょっとしたステップスピードが、プロに入ると圧倒的に求められる。
今後の小畑裕馬選手には注目していきたいと思う。
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